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ボクラのカケラ .13 "アメリカ横断ウルトラクイズ"PC版。

ボクラのカケラ .13 "アメリカ横断ウルトラクイズ"PC版。

記念すべき(笑)、 私が携わった"アメリカ横断ウルトラクイズ"ゲーム化第一弾。

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F社に勤めていたこともあり、まずは、FM-TOWNS版。
そもそも、フリーソフトでクイズゲームを作り、
http://mjkozou.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/03_super_quiz_g_208f.html
それなりに評判もよかったこともあり、 当時の社長に直談判し、 商売として、クイズゲームを作ろうってことになりました。

社長は、
毎回、私の作るフリーソフトを楽しみにしてくださっていて、 面白いもの、楽しいもの、クリエイティブ性のあるものに、 すごく理解のある方でした。
今でも大変感謝しています。

・・・で、
"LIPS"のパッケージ化を模索していたのですが、 知名度的にも、インパクトも弱く、 そもそも新作といっても、 無料で配布していた"LIPS"を有料で販売することに抵抗もあり、 悩んでいたところ、どうせクイズゲームを作るんだったら、 本家本元、ウルトラクイズの権利が取れないだろうか・・・と考え、 日本テレビ様に相談させていただきました。

そもそも、「日本縦断ウルトラクイズ」なる、
http://mjkozou.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/01_a68b.html
まがい物(笑)を開発した私としては、これ以上の企画は皆無なわけです。

「日本縦断ウルトラクイズ」 + 「LIPS」 = 「アメリカ横断ウルトラクイズ」。
厳密に言えば、足し算ってのはおかしいけど。(笑)

パソコンソフトってこともあり、CD-ROMってこともあり、 前例がなく、すんなり進んだわけではありませんが、 なんとか許諾いただくことができました。
("F社"って、名前も利いたんだと思います。きっと。)

私自身、
F社でF-BASIC386という開発言語の開発に携わっていたこともあり、 F-BASIC386で"アメリカ横断ウルトラクイズ"FM-TOWNS版を、開発しました。
携わっていたから言うわけではありませんが、F-BASIC386って、 メチャメチャすごい開発言語でした。

BASICっていうと、たいしたことができないイメージがありますが、 F-BASIC386は優秀でした。
BASICコンパイラがリリースされ、最強、無敵でした。ホント。

さて、"アメリカ横断ウルトラクイズ"FM-TOWNS版ですが、 グラフィックと音楽は別の担当者にお願いしましたが、 プログラムは一人で担当しました。
一人で作れば、仕様書や企画書いりませんからね。(笑)
実質、1ケ月ぐらいで作ったかなぁ。

ちなみに、音楽は、明和電機"経理のヲノさん"でも有名な、 ヲノサトル氏。
年上ではありますが、F社では同期で社員番号が1つ違いってこともあり、 公私共に、仲良くさせていただきました。
ビリヤード、ゴルフ、テニス、ボーリング、朝までモノポリーとか。(笑)
"LIPS"をはじめとした私のフリーソフトや、 F社在籍時にリリースしたタイトル等、多くの音楽を担当してもらいました。 今考えれば、本当に贅沢。

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FM-TOWNS版ではありますが、ソコソコ売れました。
工数、開発費かかっていないから、会社丸儲けですね。(笑)

その後、もっともっと多くの人に遊んでいただきたくて、 Windows/Macintoshのハイブリッド版を開発しました。

FM-TOWNS版とパッケージ殆ど変わりませんが、FM-TOWNS版はプラスチックで、Windows/Macintosh版は紙です。
あと、会社のロゴが変わっていますね。

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ハイブリッドで、早い時期に発売したかったので、 オーサリングソフト"Macromedia Director"に詳しい人に、 移植を依頼しました。
他の部署にいた人を勝手に巻き込んで、 作ってもらいました。
今考えると、無茶っていうか、メチャメチャなことしてましたねぇ。
ホント、扱いにくい社員だったと思います。(笑)

世間は、Windows95ブーム。
CD-ROMバブル(?)もあって、これが結構売れました。

ただですねぇ、残念なこともあったんです。

FM-TOWNS版を発売して間もなく、 新型FM-TOWNS本体にバンドルする話をいただきました。
本体にバンドルって、光栄なお話ではありますが、 パッケージで発売して間もないこともあり、反対しました。

パッケージが全然売れていないってわけでもなかったですし、 行き当たりばったりで戦略がないように感じたので。

SEGA SATURN版移植の打ち合わせで出張していた九州で、 バンドルの話が進んでるって、メンバーからの連絡を受け、 予定を変更して朝一番の飛行機で帰京しました。

とはいえ、私が反対したところで事態は変わることなく、 バンドルされちゃいました。(苦笑)
これはショックでしたねぇ。
コンテンツやクリエイティブ重視ではなく、 目先の売上重視の姿勢が残念でなりませんでした。

会社の経営に携わる今の立場であれば、理解はできたんでしょうが、 当時の若かった私には、"残念"の二文字しかありませんでした。

この一件が、
後に転職を決意する原因のひとつになったのは確かです。

M.J.KOZOU

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